012: 作家になりたい30秒
さて、2ヶ月もあいてしまったけれど、久々の更新。
生まれ変わったら、試してみたい職業(人生)と、これからまだ
もしかすると挑戦できるかも・・・できることなら挑戦してみたい
職業というのがある。
私の場合、両方とも実現の可能性とかそういうことはどうでもよくて、
前者に対しては、「今とま~~~ったく違う仕事」、後者は
「憧れの仕事」である。
前者は例えば何かと問われれば「雀士とか カーデザイナーとか」と
答えてそれはそれで想像すると楽しいが、後者に関しては、そう
適当に答えられる雰囲気ではない。
なぜなら、私には大尊敬している「仕事」があるからだ。
それは、作家、である。
好きな作家はもちろんいるけれど、今回は好きとかきらいという話とは別に、
作家という仕事をしている人たちのすごさって、もう本当にスゴイんじゃないの?
っていう話だ。
・・・と、こういう文章しか書けてない時点で、作家になるのは
無理だろうとは思うが、作家になりたいな~と焦がれる。
と、ここで突然週刊文春の話をしたい。私は文春の愛読者で、大して
面白くもないのに、なんとなく他の雑誌/週刊誌より読みやすくて
買ってしまうのだが、文春には様々な分野の人が書くエッセイがのっている。
例えば女優、もちろん作家が何人か、学者、タレント、棋士などなど。
その中で、職業的な作家としてエッセイをもっている女性が
林真理子と中村うさぎである。この二人はそれぞれタイプが全然違ううえ、
典型的な「作家」というには色がつきすぎているかもしれない。林真理子は
たいていが「食べた 買った 太った」話だし、うさぎは「ヤッた なおした
金がない」という話だ。
しかし・・・この二人が書く文章が「ときどき すっごい」のだ。
最近では 新宮様(と、いうのかな?)がお生まれになった直後の
林真理子の文章に、思わず「う~~~む、なるほど!」と声を搾り出して
納得してしまったし、中村うさぎが前週のトーンと全く違うトーンで、
公開中の映画「ゲド戦記」にモノ申した文章には、「かっこよさ」を
感じてしまった。
作家の書く文章は、何が他と違うのだろう。なぜ自分の考えを述べているだけの
短い文章に、あんなにもはっとさせられるのだろう。
昔、山田詠美がタレントくずれが書いた暴露本的小説のあとがきに書いていた
「作家という職業は、誰よりも恥ずかしい自分をさらけだし、
誰よりも笑われる仕事」というような文章を思い出す。
思い出すけれど、それが理由なのかはわからない。
誰よりも恥ずかしい思いをしているのかもしれないが、かっこよすぎる。
すごい。

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